フィレンツェカードのすべて!購入方法・場所・お得な使い方2017最新情報。

      2017/11/10

フィレンツェカード」は、フィレンツェの72の美術館や宮殿に、予約・行列なしで入場することのできるフリーパス。72時間有効で72ユーロと、それなりにお値段はしますが、上手く使えばとてもお得なカードなんです。

 

観光の滞在時間を効率的に使って、たくさんの美術館などを楽しみたいあなたは必見、その使い方・購入方法などのすべてを徹底レクチャーします!!

 

この記事内の情報は2017年9月時点のものです。
最新の情報はFirenzeCard公式サイトにてご確認ください。




フィレンツェカード(プラス)とは

フィレンツェカードとは

対象72施設(美術館、宮殿、教会、ヴィッラなど)のフリーパスで、予約不要でいつでも好きな時に入場できるカードです(各施設1回ずつ)。

 

対象になる施設はこちら(各番号をクリックすると施設名など詳細情報が表示されます)。

 

対象施設には最も有名なウフィツィ美術館アカデミア美術館を始め、ピッティ宮殿ヴェッキオ宮殿サンタ・マリア・ノヴェッラ教会メディチ家のヴィッラ<別荘>そしてフィレンツェのシンボル、ドゥオモのクーポラやサン・ジョヴァンニ洗礼堂など主要な観光名所がすべて含まれています。

 

カードは最初に入場した施設から72時間有効

 

フィレンツェに2~3日滞在する場合や、第一日曜日に滞在する場合はお得になる可能性大です!
価格は72ユーロ。滞在中に美術館を1~2つしか行かない、という場合は必要ないかもしれません。

 

フィレンツェカードプラスとは

フィレンツェカードには通常のタイプと「+(プラス)」というタイプの2種類があります。

 

「Firenze Card +(フィレンツェカードプラス)」は、通常のフィレンツェカードにプラス5ユーロで購入することができ、追加機能として以下がついてきます。

 

バスやトラムへの乗り方は普通で、カードを持ってそのまま乗るだけです!

 

特に運転士などに提示したり、刻印したりする必要はありません。

 

もし、チケット・コントロールの人が来たら、フィレンツェカードと身分証明書を提示すればOK。

 

フィレンツェカードプラスを使っての公共交通機関の利用時の注意点
  • 乗車時に必ず身分証明(有効期限内のもの)とともに携帯すること
  • 有効期限は3日目の24:00まで

 

フィレンツェWi-Fiはホットスポット以外での通信はちょっと遅いので、確実に設定するならその近辺へ移動したほうがいいかもしれません。

 

ホットスポットはドゥオモ広場、シニョーリア広場、共和国広場周辺など、メインの観光地付近にあります。

 

フィレンツェカードプラスを使ってのフィレンツェWi-Fiの利用
  1. Wi-FiをONにして、「Firenze wifi」を選択します
  2. フィレンツェカードプラスのバーコードの下にあるパスワードを入力します
  3. ページが表示されないときは、ブラウザ(SafariやGooglechromeなど)を開き、表示されたログインページにパスワードを入力します

 

フィレンツェカードの購入方法

オンライン購入(←おすすめ!)

オンラインで購入しておくと、当日は引き換え窓口でバウチャーと身分証明を提示するだけですぐに使えるようになります。

 

現地購入だとそれぞれの項目をその場で記入したりする時間が必要なので、オンライン購入の方が時間のあるときにゆっくりと準備できるので、おすすめです。

 

フィレンツェカード公式サイトの購入ページより、必要事項を記入し、支払いを済ませると、バウチャーがEメールで送られてきますので、それを印刷して以下の引き換え窓口のいずれかに行きます。

 

【引き換え窓口】

  1. 駅前ツーリスト・インフォメーション
  2. アメリゴ・ヴェスプッチ(ペレトラ)空港1Fツーリスト・インフォメーション
  3. カヴール通りツーリスト・インフォメーション
  4. ヴェッキオ宮殿チケット売り場
  5. ステファノ・バルディーニ美術館
  6. ブランカッチ礼拝堂(サンタ・マリア・デル・カルミネ教会)
  7. ビガッロ・ツーリスト・インフォメーション
  8. ストロッツィ宮殿チケット売り場

チケットは引き換えた瞬間ではなく、最初の施設に入場したときからカウントして72時間有効です。

 

現地で購入

フィレンツェカードを現地購入できる場所

以下のいずれかの窓口にて、身分証明書とともに購入手続きをすることができます。

 

【購入窓口】

  1. サンタ・マリア・ノヴェッラ教会チケット売り場
  2. ピッティ宮殿チケット売り場
  3. 駅前ツーリスト・インフォメーション
  4. カヴール通りツーリスト・インフォメーション
  5. ヴェッキオ宮殿チケット売り場
  6. ステファノ・バルディーニ美術館チケット売り場
  7. ブランカッチ礼拝堂(サンタ・マリア・デル・カルミネ教会)チケット売り場
  8. バルジェッロ国立博物館チケット売り場
  9. ウフィツィ美術館前売りチケット売り場(2番)※予約引き換え窓口(3番)とは違うので注意!
  10. ストロッツィ宮殿チケット売り場

 

営業時間等は公式サイトのそれぞれの引き換え場所リンクをご参照ください。

 

購入する際の注意点

フィレンツェカードを購入する際は、以下の点に注意が必要です!

 

フィレンツェカード(プラス)購入時の注意点
  1. フィレンツェカードには割引価格はありません
    18歳未満のお子さまや65歳以上の方には入場料の割引や無料となる施設があります。この場合はカードを購入するよりも、個別に入場した方が割安になります。
    例)ウフィツィ美術館・アカデミア美術館:18歳未満の入場料無料→入場時、予約料金4ユーロを支払い同時に入場可能
  2. ハンディキャップをお持ちの方とその同伴者(1名)は多くの施設でもともと入場無料です。
    障がいがあることを証明するもの(日本語のみ記載のものでは確認できない可能性があります。詳細は各施設にご確認ください)を係員に提示すると専用入り口に案内されます。
    ※優先入場するためには予約料金の支払いが必要
  3. カードをオンライン購入した場合、引き換え有効期限は12か月以内です。それを過ぎると未使用でも一切の払い戻しはありません。
  4. カード購入・引き換え後に盗難・紛失があっても保証はありません。カードが機能しなかった場合のみ交換可能です。
  5. カード購入後、10営業日以内であれば払戻可能です。この期間を過ぎると払い戻しは一切不可です。また払戻期間内であっても、いずれかの施設で1度でも使用した場合は払戻できません。

 

その他の不明点や詳しい情報は公式サイトへ!

 

フィレンツェカードの使い方

フィレンツェカードを入手したら、いざ観光に出発!!

 

対象となる72の施設には、赤い目印が立っていますので、そのエリアに行って係りの人にフィレンツェカードを提示すると、案内してくれます。

 

たいていはチケット売り場または入り口で、専用の小さな機械(カード払いするときのような機械)にフィレンツェカードを読み取らせ、レシートのような控えをくれますので、それが入場チケットになります。

 

ウフィツィ美術館の場合

1番入り口付近に赤い目印が立っています。

 

ここを入ると、セキュリティチェックを通過し、そのまま美術館へ。

 

1階の階段の手前にゲートがありますので、そこでカードを係りの人に手渡すとレシートを発行してくれます。

 

それを受けとったら、そのまま上の階へ(ウフィツィ美術館は3階からルートが始まります)。上の階でチケット確認の入り口があり、そこで提示します。

 

アカデミア美術館の場合

こちらは建物の外にはフィレンツェカードの目印がありません。予約入り口付近の係員にカードを提示します。

 

同じくここから入館し、セキュリティチェック後、美術館の入り口にて係りの人にカードを提示し、レシートを受け取ります。

 

ドゥオモ・クーポラの場合

大聖堂はフィレンツェカードで優先入場することはできません

 

サン・ジョヴァンニ洗礼堂ジョットの鐘楼など共通チケットで入場できるところは、フィレンツェカードを提示すれば予約・行列なしで入れるので、洗礼堂前のチケット売り場(Piazza San Giovanni 7/下図2番)でレシートを発行してもらい、それを持って各施設の入り口に向かいます。

ドゥオモ共通券チケット売り場

ドゥオモ共通券チケット売り場

 

クーポラは事前予約なしに入場できません。
現在のところ、オンラインでフィレンツェカードを購入し、そのままクーポラの予約をすることはできません(2017/09)。
フィレンツェカードを使用してクーポラに上りたい場合は、現地窓口にて共通チケットを発行後、専用機械で予約する必要があります。もしオンラインで事前に予約を希望する場合は、フィレンツェカードと別に共通チケットを購入しなければなりません(フィレンツェカードの料金72ユーロ+共通チケット料金15ユーロを支払うことになります)。

 

フィレンツェカードはお得なの?

フィレンツェカードは72時間・72施設で有効とはいえ、72ユーロと決して安くはない金額のカードです。

 

では、果たして買う価値はあるでしょうか?

 

それは、観光の仕方によって答えが変わります。

 

次のような場合は、フィレンツェカードを買うことでお得な観光ができると言えるでしょう。

 

お得な場合①5施設以上見学する場合

例えば、人気の観光名所のうち、以下の3か所をまわるだけでも、予約した場合のコストはこうなります(2017年9月現在/大人1名当たり)。

 

    • ウフィツィ美術館:17ユーロ
    • アカデミア美術館:12ユーロ
    • サン・ジョヴァンニ洗礼堂(クーポラ等との共通チケット):15ユーロ

→合計44ユーロ

 

もし、これに加えて仮に以下の美術館も行くとすると、コストはさらにこんな感じに(2017年8月現在/大人1名当たり/予約なし)。

 

  • ピッティ宮殿:13ユーロ
  • ヴェッキオ宮殿+アルノルフォの塔:14ユーロ
  • サンタ・マリア・ノヴェッラ教会:7.5ユーロ
  • サンタ・クローチェ教会:8ユーロ

 

これらのすべてを行かなかったとしても、最初の3施設とあわせて合計5施設ぐらい行くとすると、入場料+予約料+時間の節約と手間を考えれば結構お得だと言えるのではないでしょうか。

 

時は金なり、ですよ!

 

お得な場合②第一日曜日に滞在する場合

イタリアの国立博物館では、第一日曜日はすべての美術館の入場料が無料になります。

 

フィレンツェだと、ウフィツィ美術館やアカデミア美術館、ピッティ宮殿&ボーボリ庭園、バルジェッロ国立博物館などが対象です。

 

このため、この日は国外からの観光客だけでなく、地元の人たちや近隣からの観光客も集中しやすいので非常に混雑しており、なおかつ事前予約を取ることができません

 

つまりこの日に行列を回避することのできる数少ない手段のひとつが、フィレンツェカード

 

ただでさえウフィツィ美術館などは、ハイシーズンは平日であろうとも1~2時間待ちの列などは普通にできたりもします。貴重な旅行の滞在時間を、列に並んですごすのはもったいないですよね…

 

Azu
ちなみに第一日曜日は、ヴェッキオ宮殿など国立でない施設も、同様に長蛇の列となることが多いです!

 

それに、何より行列を飛ばして入場できるのはストレスフリーです。

 

普段は予約時間で区切られた観光客が途切れなく入場するんですが、第一日曜日に限っては全員が予約チケットを持っていない状況のため、逆に係員のコントロール下で一定人数ずつが入場しているようです(ウフィツィ美術館の場合)。

 

結果的に美術館内部にも、同時に見学する人の数は普段の日よりもずっと少ないという状況になっていました。つまり、ハイシーズンであっても驚くほどゆったりと作品鑑賞を楽しむことができるんです!

 

これはかなりお得な状況。「春(プリマヴェーラ)」も「ヴィーナスの誕生」も「トンド・ドー二(聖家族)」も「受胎告知」も、人ごみの向こうではなく、ゆっくりと鑑賞することができるのは、フィレンツェカードさまさま!という気持ちになると思いますよ。

 

Azu
というわけで、「元を取る」のではなく、待ち時間のストレスをなくす、時間の節約をするという意味で、フィレンツェカードはお得になる、というのが私の意見です☆

 

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この記事を書いた人
フィレンツェ在住の公認観光ガイド、Azuです。
得意ジャンルは美術、街歩き、ワイン。好きな芸術家は、ブロンズィーノ。有名作品もいいけど、隠れ注目ポイントや裏話が大好き!普通のガイドブックじゃ見つからない、”ここだけの話“をお伝えします♪ 詳しいプロフィールはこちら
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