イタリアの祝日一覧&カレンダー2023年版!観光のプランニングはこれでOK!

イタリア人って、いっぱい休んでるイメージ…ありませんか?

 

実は意外なことに、年間を通しての祝日数は、日本よりもイタリアの方が少ないんです。

※日本の祝日数は16日、イタリアは12日。

 

でも、休みは休むのがイタリア人!!

 
イタリアの祝日はお店やスーパーもお休みになることが多いので、旅行期間がイタリアの祝祭日にあたる場合は要注意ですね。

 

でも、その祝日にちなんだ伝統行事のイベントや歴史行列をやっていたりもするので、普段は見られない街の顔が見られる貴重なチャンスでもあります。

 

2023年のイタリアの年間祝日をご紹介しますので、参考にしてください!

イタリアの祝日一覧 2023年

イタリアの祝日

イタリアの祝日は、多くがキリスト教関連の行事によるお休み。

教会ではミサが行われ、公的機関はもちろん、お店やスーパー、美術館などの観光施設もお休みになることが多いです。祝日=かき入れ時の日本とは逆ですね!

 

旅行日程にこの日にちが入るときは、目的地の営業時間などをよく確かめてくださいね。

 

MEMO

イタリアでは日付の書き方が「日/月/年」になります。
例:2019年1月20日は「20/01/2019」「20/01/19」など。

 

イタリア共和国 全国共通の祝日

イタリアでは、全国共通の祝日と街ごとの祝日(後述)があります。

 

共通してお休みになるのはこちらの一覧の通り。

1月1日 元日 Capodannoカポダンノ
1月6日 公現祭 Epifaniaエピファニア または befanaベファーナ
4月9日 復活祭(*) Pasquaパスクァ
4月10日 天使の月曜日(*) Lunedi d’angeloルネディ・ダンジェロ または Pasquettaパスクェッタ
4月25日 解放記念日 Aniversario della liberazioneアニヴェルサーリオ・デッラ・リベラツィオーネ
5月1日 メーデー Festa del lavoroフェスタ・デル・ラヴォーロ
6月2日 共和国記念日 Festa della repubblicaフェスタ・デッラ・レプッブリカ
8月15日 聖母被昇天の日 Ferragostoフェッラゴスト または Assunzioneアッスンツィオーネ
11月1日 諸聖人の祝日 Festa degli Ognissantiフェスタ・デッリ・オンニッサンティ
12月8日 無原罪の御宿りの日 Immacolata concezioneインマコラータ・コンチェツィオーネ
12月25日 クリスマス Nataleナターレ
12月26日 聖ステファノの祝日 Santo Stefanoサント・ステファノ

(*)=復活祭は、春分の日と満月の日にちで決まるので、毎年変動します。

復活祭(pasqua)日程
2019年 4月21日 2025年 4月20日 2031年 4月13日
2020年 4月12日 2026年 4月5日 2032年 3月28日
2021年 4月4日 2027年 3月28日 2033年 4月17日
2022年 4月17日 2028年 4月16日 2034年 4月9日
2023年 4月9日 2029年 4月1日 2035年 3月25日
2024年 3月31日 2030年 4月21日 2036年 4月13日

 

街ごとの祝日

上の全国共通のお休みとは別に、イタリアでは街ごとに個別の休みがあります。

 

旅好き女子ナナミちゃん

えーっ、何それ…???

 

イタリアの各都市には守護聖人が定められており、各聖人はそれぞれの記念日を持っています。

 

それぞれの街は、それぞれの守護聖人の記念日をお休みにするという風習があるため、その日はローマは休みだけど他の街は休みじゃない、ってことが起こり得るんですね。

 

主な街ごとの祝日はこちらです。

イタリア街ごと祝日一覧

観光の日がイタリアの祝祭日・休日にあたったら

観光名所もお休み

休みは休むのがイタリア人!

 

美術館や宮殿、劇場など観光名所も例外ではなく、お休みになるところが多いです。

 

特に1月1日、5月1日、12月25日は多くの観光名所が閉館になり、この日に観光することはかなり難しいです…。

 

もちろん、お店もほとんどがクローズですから、本当に市内散策ぐらいしかすることがない…という状態に。中でも12月25日のクリスマスは、翌26日も聖ステファノの日必ず連休となるので、かつての日本のお正月3が日状態ですね。

 

地元の人たちもそれをわかっているので、祝日前にはスーパーなどでたくさん食料品を買い込み、お休みに備えます。当日はただ休むだけ。

 

でも、お家にいて退屈してきたのか、午後になると街中にわらわらと人が増えたりもします。

 

「ポンテ」に注意

イタリアには日本のように「振替休日」とか「国民の休日」という制度はありませんが、火曜日や木曜日が祝日で、少し休めば連休になるという場合には、ついでに休んで連休を作ってしまうことが多々あります。

例)火曜日が祝日→月曜日を休みにして、日~火まで休み

 

これを「ポンテ(Ponte)=橋」と言います。

 

美術館など観光施設がその日も休むことはまれですが、お店やレストランなどではよくありますのでご注意を!!

 

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