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サント・スピリト聖堂とサルヴァトーレ・ロマーノ財団(サント・スピリト修道院食堂)

サント・スピリト聖堂

この情報は 2023年2月 時点のものです

最新の情報やイレギュラー対応など、詳細は公式サイトにてご確認ください。

表示している入場料金は一般料金です

小人・高齢者・団体など各種料金は公式サイトにてご確認ください。

 

サント・スピリト聖堂とは

オルトラルノ地区(アルノ川以南)で最も大切な聖堂のひとつ。内部はブルネレスキによる設計に基づいた代表的なルネサンス建築で、装飾の全くないシンプルなファサードが特徴的。
1200年代に建てられた聖アウグスチノ修道会の修道院を、1444年にフィリッポ・ブルネレスキ(Filippo Brunelleschi / 1377-1446)監督の元、改築工事が開始された。彼の死後はアントニオ・マネッティらにより工事が引き継がれ、1488年に完成した。当初のブルネレスキの計画からはいくらか変更されているが、入った瞬間の調和のとれた空間はやはりブルネレスキ建築を思い起こさせる。バロック様式の豪華な主祭壇(ジョヴァンニ・カッチーニ作)の後ろにも回り込むような平面図になっている。ステンドグラスはペルジーノのデザインに基づくもの。
代表的な美術作品はミケランジェロ作木製のキリスト磔刑像フィリッピーノ・リッピ作「Pala Nerliパーラ・ネルリ (聖母子と聖マルティーノ、アレッサンドリアの聖カテリーナと注文主たち)」など。

サルヴァトーレ・ロマーノ財団(サント・スピリト修道院食堂)とは

サント・スピリト教会に付属の、かつての修道院食堂だった場所に開かれている美術館。食堂だった名残が東側の壁、1300年代のオルカーニャ作の「最後の晩餐」の絵に見られる。美術館の所蔵作品は、20世紀初頭の古美術・骨董商のサルヴァトーレ・ロマーノのコレクションだった古代彫刻や建築物の一部、剥離フレスコ画など、古代ローマ時代から17世紀に及ぶ様々な時代や土地から集められたもので、1946年にフィレンツェ市に贈られた。

 

サント・スピリト聖堂とサルヴァトーレ・ロマーノ財団(サント・スピリト修道院食堂)基本情報

サント・スピリト聖堂サルヴァトーレ・ロマーノ財団(サント・スピリト修道院食堂)
  • イタリア語表記:Basilica di Santo Spiritoバズィリカ・ディ・サント・スピリト
  • 住所:piazza Santo Spirito Firenze
  • 開館時間:月-火、木~土 10.00-13.00 / 15.00-18.00; 日・祝 11.30-13.30 / 15.00-18.00
    ※最終入場は閉館の30分前
    ※開館時間中でもミサ催行時は観光目的の入場不可
  • 休館日:水曜日
  • 入場料:無料(【ミケランジェロの木製磔刑像】は入場料2€)
  • サイトURL:http://www.basilicasantospirito.it/informazioni-per-le-visite-turistiche-alla-basilica-di-santo-spirito/

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