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ブランカッチ礼拝堂(サンタ・マリア・デル・カルミネ教会)

ブランカッチ礼拝堂

この情報は 2024年8月 時点のものです

最新の情報やイレギュラー対応など、詳細は公式サイトにてご確認ください。

表示している入場料金は一般料金です

小人・高齢者・団体など各種料金は公式サイトにてご確認ください。

ブランカッチ礼拝堂とは

1200年代に遡る古い歴史を持つサンタ・マリア・デル・カルミネ教会内の礼拝堂のひとつ。かつての所有者の名よりブランカッチ礼拝堂と呼ばれ、注文主の祖父と同じ名の聖ピエトロの物語が美しいフレスコ画で描かれている。作者のひとりマザッチョ(Masaccio / 1401-1428)はブルネレスキ、ドナテッロとともに初期ルネサンスの基礎を作った偉大な画家だったが、わずか27歳で夭折。しかし残されたその作品の素晴らしさは600年の時を超えて現在も多くの人を感動させている。1425年から27年にかけてマザッチョ、マゾリーノはフレスコ画を描いたものの途中で作業を中断、最終的に1481年から翌年にかけ、フィリッピーノ・リッピの手により仕上げられた。教会は1771年の火災で甚大な被害を受けたが、この礼拝堂は奇跡的に被害を免れた。
2024年5月、2年に渡る修復が完了し、蘇った美しい姿を鑑賞することができるようになった。
 

ブランカッチ礼拝堂の修復現場が公開中!マザッチョのフレスコ画を間近で見てきました。

ブランカッチ礼拝堂基本情報