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ボーボリ庭園と陶器博物館とは
ボーボリ庭園
ピッティ宮殿の裏に広がる、広大で素晴らしい庭園。メディチ家が整備を始め、イタリア式庭園のモデルとなりヨーロッパの宮廷がそれを例として多くの庭園を作った。庭園そのものが空のない美術館といった趣で、古代からルネサンスにかけての多くの彫刻作品が配置され、洞窟や噴水も作られた。中でも「ブォンタレンティの洞窟」はとても独創的な3室が連なる構造で、かつてミケランジェロの囚人像が置かれていた(現在はコピー、オリジナルはアカデミア美術館)。フィレンツェで最も古い、古代エジプト時代のオベリスクも宮殿から正面に見える部分に配されている。2016年秋に公開された映画「インフェルノ」のロケ地としても有名。
陶器博物館
ロレーナ家のピエトロ・レオポルドとフェルディナンド3世によって集められた、ヨーロッパでもっとも美しい陶器のコレクション。また、1860年にサヴォイア王家によってイタリアが統一されてからは、その王の居室を飾るためにパルマ、ピアチェンツァなどから多くの陶器がここに持ってこられた。美術館は「騎士の小廷」と呼ばれる1700年代の建物の中にあり、アカデミア・デル・チメントと呼ばれる科学の先駆的な学会が開かれたり、メディチ家最後の大公ジャン・ガストーネがフランス語を学んだりした場所でもある。
ボーボリ庭園と陶器博物館基本情報【開館時間・休館日・入場料】
- イタリア語表記:Giardino di Boboli
- 住所:piazza Pitti 1 Firenze
- 開館時間:月-日 8:15~
(11月~2月)16:30閉館
(3月と10月のサマータイム適用外の日)17:30閉館
(4月、5月、9月、10月と3月のサマータイム適用日)18:30閉館
(6月~8月)19:10閉館
※最終入場は閉館の1時間前
※イベント開催等の都合で開館・閉館時間・休館日が変更になる場合あり - 休館日:第一月曜日と月の最終月曜日, 12月25日
- 入場料:※予約時別途3ユーロ
ハイシーズン(1月1日~1月9日、2月21日~11月9日、12月21日~12月31日)
・一般入場券:10ユーロ
・ピッティ宮殿&ボーボリ庭園のセット入場券:22ユーロ
・5施設5日間セット入場券(ウフィツィ美術館&ピッティ宮殿&ボーボリ庭園&国立考古学博物館&輝石美術館):38ユーロ
ローシーズン(1月10日~2月20日、11月10日~12月20日)
・一般入場券:6ユーロ
・ピッティ宮殿&ボーボリ庭園のセット入場券:14ユーロ
・5施設5日間セット入場券(ウフィツィ美術館&ピッティ宮殿&ボーボリ庭園&国立考古学博物館&輝石美術館):18ユーロ - サイトURL:http://www.uffizi.it
- チケットオンライン予約:https://webshop.b-ticket.com/webshop/webticket/eventlist
2024年:
1月7日、2月4日、3月3日、4月7日、4月25日、5月5日、6月2日、7月7日、8月4日、9月1日、10月6日、11月3日、11月4日、12月1日
▶イタリア国立美術館 無料入場日 https://firenzeguide.net/musei-statali-gratis/