イタリアと言えば、ピッツァ、バスタ、ティラミスにポルチーニ茸、美味しいもの天国。
その中でも、大人から子どもまで分け隔てなく愛される存在、ジェラート!!
そろそろ暑くなってきたかな…と感じるやいなや、街中にはジェラートを食べながら歩く人であふれます。(イタリア人は真冬でもジェラートを食べていますが…)
今回は、初めての街でもハズレなく美味しいジェラートを食べるためのコツ、定番のフレーバーや注文方法などをご紹介します!
目次
おいしいジェラテリアの見分け方
コツその1:盛り盛りジェラテリアは要注意!
街歩きをしているとこんなジェラテリアをよく見かけます。
わ~っ、ジェラートー!食べた~い♡
でもこんな盛り盛りジェラテリアはおすすめしません!!
こんな感じに盛り盛りになっているところは、基本的に観光客向け。
一気に工場で大量生産したものをお店に運び、この量ですからしばらく保つように作られています。
ジェラートは新鮮な材料が命!でーす
見た目は華やかで人目をひきますがいざ食べてみると…。
コツその2:”artigianale”に注目!
「artigianale(アルティジャナーレ)」は「手作り」の意味でーす
これを掲げているジェラテリアは、コツその1の盛り盛りジェラートとは違って、自分たちの手作りですよ、とアピールしているわけです。
こう書いてあると、美味しいジェラートである確率はアップ⤴⤴⤴
おいしくジェラートを食べる3つの秘訣
1.ジェラテリア(Gelateria)で食べるべし!
ジェラートが食べられるのは、ジェラテリア・バール・チョコラテリアなど色々ありますが、やっぱりジェラテリアが美味しい!!
ジェラテリア(gelateria)はそのものずばり「ジェラート屋さん」の意味。
バールは本来の目的がカフェや軽食ですから、ジェラートを置いてあるところもありますが、美味しさはジェラテリアには劣ります。
バールではカフェやアペリティーボを楽しみましょう!
ちなみにVenchiなどのチョコレート屋さんでもジェラートはありますが、やはり専門店の方が美味しいと思います。
チョコレートの美味しさだけならもちろんそちらも美味しいけど、ジェラートには大切な舌触りや風味がジェラテリアの方が数段上。やはり秘伝のレシピは研究され尽くしているんですね!
ジェラート発祥の街(?)フィレンツェでおすすめジェラテリアをはしごしよう♡2.量は欲張るべからず!
イタリアのジェラテリアでは、大体サイズが数種類用意されていますが、一番小さなサイズでも私たち日本人にしてみれば十分な量!!
なぜなら、カップやコーンこそ小さいもののジェラテリアの店員さんたちはたっぷりとジェラートを盛り付けてくれるから。
その量はこんな感じ!
これでも一番小さなサイズのコーンですが、しっかりたっぷり!!
それに、小さなサイズでもフレーバーは2種類選べます。
上の写真で一番大きな6ユーロのカップなどになると、いったい何個盛られてくるのか…試したことがないのでわかりません(^^;;
3.値段は先に確認すべし!
残念ながら、いまでも「ぼったくりジェラテリア」というのがいくつか存在します。
たいていの良心的なジェラテリアでは値段は掲示してあります。
ジェラートの相場はフィレンツェでは一番小さなサイズで3~3.5ユーロ前後。
でも、ぼったくりジェラテリアでは、同じサイズでも7~8ユーロ。ちょっとナッツやチョコレートのデコレーションがしてあるコーンで10ユーロと言われたことがありました!
注文前には必ず値段を確認しましょう。
ウキウキと注文し終わった後に、「はい、12ユーロ」などと言われたら、ちょっと気分が悪いですよね…
ジェラート定番の味と注文のしかた
注文のしかた
注文のしかたはとても簡単でーす
- コーンかカップ+サイズを選ぶ
- 頼みたいフレーバーを伝える
- お会計をする(小銭を用意してあげると親切!)
注文のときにお役立ちのイタリア語はこちら!
- 3ユーロのカップをください:Vorrei una coppetta da tree euro.
- 小さいコーンをお願いします:Un cono piccolo, per favore.
- いくつ味が選べますか?:Quanti gusti posso scegliere?
- スプーンをひとつもらえますか?:Mi dia un cucchiaino?
- いくらですか?:Quanto costa?
- どこでお金を払ったらいいですか?:Dove si può pagare?
その他の数字はこんな感じ。
1.5=uno e cinquanta,
1.8=uno e ottanta,
2.5=due e cinquanta など
▶こちらの記事もご参考にどうぞ!
初歩イタリア語12選!旅行に役立つイタリア語、これだけ言えれば充実の旅間違いなし☆定番の味:クリーム・チョコレート系
イタリア語 | 読み方 | 内容 |
Stracciatella | ストラッチャテッラ | チョコチップ入りのミルクアイス |
Nocciola | ノッチョラ | ヘーゼルナッツ |
Pistacchio | ピスタッキオ | ピスタチオ |
Cioccolato | チョッコラート | チョコレート |
Cioccolato fondente | チョッコラート フォンデンテ | ビターチョコレート |
Gianduia | ジャンドゥイヤ | ジャンドゥーヤチョコレート |
Nutella | ヌテッラ | ヌテッラ(チョコスプレッド) |
Caffè | カッフェ | コーヒー |
Caffè latte | カッフェ ラッテ | カフェラテ |
Cappuccino | カップチーノ | カプチーノ |
Vaniglia | ヴァニッリャ | バニラ |
Crema | クレーマ | カスタードクリーム |
Zabaione | ザバイオーネ | ザバイオーネ(アルコールを加えたカスタードクリーム、北イタリアのお菓子) |
Zuppa Inglese | ズッパ イングレーゼ | ズッパ・イングレーゼ(リキュールやシロップをしみ込ませたスポンジケーキ) |
Yogurt | ヨウグゥト | ヨーグルト |
Fior di latte | フィオール ディ ラッテ | ミルク |
Ricotta | リコッタ | リコッタチーズ |
Riso | リゾ | お米 |
tiramisù | ティラミス | ティラミス |
Panna Cotta | パンナ コッタ | パンナコッタ |
定番中の定番はもちろんですが、日本であまり見かけない「Riso(リゾ)=お米」や「Ricotta(リコッタ)=リコッタチーズ」なども意外とあっさりして美味しいですよ♡
定番の味:フルーツ・自然系
イタリア語 | 読み方 | 内容 |
Limone | リモーネ | レモン |
Fragola | フラーゴラ | いちご |
Melone | メローネ | メロン |
Arancia | アランチャ | オレンジ |
Mandarino | マンダリーノ | みかん |
Banana | バナナ | バナナ |
pera | ペーラ | 洋ナシ |
Mela Verde | メーラ ヴェルデ | 青りんご |
pesca | ぺスカ | 桃 |
mango | マンゴー | マンゴー |
Ananas | アナナス | パイナップル |
Kiwi | キウィ | キウィ |
Amarena | アマレーナ | さくらんぼ |
Cocco | コッコ | ココナッツ |
Menta | メンタ | ミント |
Frutti di Bosco | フルッティ ディ ボスコ | ベリー系の総称 |
Lampone | ランポーネ | ラズベリー |
Macedonia | マチェドニア | フルーツカクテル |
fichidindia | フィーキ ディ インディア | インドのいちじく(サボテンの一種がつける実) |
cachi | カーキ | 柿 |
cannella | カンネッラ | シナモン |
Miele | ミエーレ | はちみつ |
Liquirizia | リクイリツィア | リコリス |
色々試して、お気に入りフレーバーを見つけてくださーい