サンタ・マリア・ノヴェッラ聖堂とは
ドメニコ会のサンタ・マリア・ノヴェッラ聖堂は、その本体の荘厳さはもちろん、隣接する2つの回廊も見どころ。
聖堂内にはジョットの十字架磔刑像をはじめ、マザッチョの「三位一体」、ブルネレスキの十字架磔刑像、ギルランダイオによるトルナブォーニ礼拝堂やフィリッピーノ・リッピによるストロッツィ礼拝堂のフレスコ装飾などが見事。
2つの回廊のうち「緑の回廊」にはパオロ・ウチェッロが手掛けた創世記に始まる旧約聖書の物語のフレスコ画(現在は旧食堂内に展示)、コジモ1世の妻エレオノーラ・ディ・トレドが、随行したスペイン人たちに開放したため「スペイン人の大礼拝堂」と呼ばれる豪華なフレスコ装飾の部屋がある。
もう1つの「大回廊」からは、かつては世界最古の薬局サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局に直接出入りすることができた。
サンタ・マリア・ノヴェッラ聖堂基本情報【開館時間・休館日・入場料】
- イタリア語表記:Basilica di Santa Maria Novella
- 住所:piazza Stazione 4 / piazza Santa Maria Novella 18 Firenze
- 開館時間:
月-木 9.30-17.30; 金および一般祝日 11–17.30; 土・宗教祭日の前日 9.00-17.00; 日・宗教祭日 13-17.00
*最終入場は閉館時間の1時間前 - 休館日:聖金曜日と聖土曜日(復活祭直前の金曜日と土曜日)
- 入場料:7.5ユーロ
- URL:https://www.smn.it/en/

