旅行で気になるのは、現地のお天気や気温情報。
やっぱり旅するなら快適に過ごしたいし、せっかくの旅行だからオシャレも楽しみたいですよね。
現地の人や他の観光客はどうしているのか、どんな旅支度をすればいいのか…
ということで、11月のフィレンツェの気候情報について現地からお届けします!
目次
フィレンツェの11月・過去5年間の天気と気温
それでは早速、過去5年間の様子を見てみましょう!
11月のフィレンツェはこんな感じでした。
11月になると、いよいよ雨のシーズンが始まります。
そう、実はイタリアの雨季は、6月ではなく秋冬なのです!
特に11月と12月は月間降水量が最も増える時期。といっても、日本のそれとは比べ物にならず、ほとんどはしとしと、ポツポツと降る雨が短時間、という感じ。降っても短時間ですむことも多いです。ただし、時に激しい雷雨となることもありますし、年によってはずっと何日も降り続けるということも。
フィレンツェ人のポールくん
ヴェネツィアのアックア・アルタが話題ですがフィレンツェのアルノ川もここ数日水位が上がっていて警報状態。。ポンテ・ヴェッキオも視界すぐ下まで水が迫っています。現在は小康状態ですがまだこの先数日は引き続き雨予報ということで、心配… https://t.co/eX4rLRZvbw
— Azu (@Mi_SAN_333) November 18, 2019
料理男子のポールくん
11月4日、あれから50年。フィレンツェの街とアルノ川の大洪水。
そして2019年はヴェネツィアでも記録的なアックア・アルタ(高潮)が発生したことも記憶に新しいですね。
参考
ベネチアで記録的な洪水、過去50年で最悪NATIONAL GEOGRAPHIC
気温は最高が20℃を下回る日が増え、下旬に近づくにつれ最低気温は一けたの日が増えていきます。
他の月と同じく、一日のうちでも日本と比べると寒暖の差が大きいので、調節できる服装を心がけましょう。
街の人の服装はこんな感じ
11月上旬
上旬は、まだ日中の最高気温が10℃台後半の日も多く、街の人たちもそれほど厚着をしていません。
ただ、サマータイムが終わって日の入りが早くなり、夜は気温がグッと下がってくる日も増えるので巻物や上着は必須。
荷物はちょっとかさばりますが、重ね着スタイルがベストなシーズンです。
11月中旬
最高気温が15度前後、最低気温は一けたの日が増え、年によっては5℃以下となる日も多かったりします。
石畳の道は足元から冷えがちなので、やや長めのコート・ダウンなどが安心かも。女性は、足元がブーツという人が増えます。
というか、街の人たちの服装よりも道行く人の少なさに目が行きます…笑
春~秋口の観光シーズンと比べると、どんどん街中から人が減ってきて、歩きやすくはなる季節ですね。
11月下旬
晴れた日の日向は暖かいですが、やはり気温は低め。着こんでおくに越したことはありません。
ニットキャップをかぶる人もちらほら。ダウンジャケットを着ている人も多いですね。
寒がりな人は、長めのダウンに巻物も…という感じになります。
服装まとめ
気温がどんどん下がり、冬に向かっていくこのシーズン。
服装の準備はやや難しいですが、なるべく重ね着で調節できるようにしておくこと、またいざという時のためにストールやマフラーなど、さらに調節できる巻物があると安心です。
とはいえこの時期は同じ日でも街の人は薄着から超厚着まで、様々なバリエーションの人がいます。
それほど周りを気にせず、寒がりな人は厳重に、そうでもない人はいつも通りの服装でちょうどいいかも。
それと、やはり雨が増える季節ではあるので、そのことも頭の片隅においておいたほうがいいですね。
それでは、準備万端でよい旅行をお楽しみくださいね!!
Buon viaggio!!