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フィレンツェ名物ランプレドット(牛もつ煮込)を楽しもう!おススメ屋台はこちら♪

ランプレドット

美食の国イタリアでは、たくさんおいしいものに出会えます。

 

とにかく有名なのはパスタピッツァ、ここフィレンツェだとビステッカ・アッラ・フィオレンティーナパッパ・アル・ポモドーロカントゥッチーニなどなど、次から次へと出て来る名物料理に胃がいくつあっても足りないくらい!!

 

そしてもちろん、地元ならではのストリートフードも。

 

今回はB級グルメのひとつ、「ランプレドット」をご紹介します!

ランプレドットとは

ランプレドット(Lampredotto)は、フィレンツェの典型的なストリートフードで、牛の第4の胃「ギアラ」を野菜やハーブ、スパイスと一緒に長時間煮込んだもの。日本語では「牛もつ煮込み」と呼ばれたりします。

 

もともとは余りものと一緒に煮込んだだけのとても貧しい料理でしたが、フィレンツェに多くのランプレドット屋台が広まったことから地元のストリートフードとして親しまれるようになり、今では観光客にも人気のB級グルメに。

 

牛の第4胃をトマト、タマネギ、パセリ、セロリなどの野菜と一緒にとてもとても長い時間(お肉の下茹でから数えると5時間ほども!!)、煮込んで作られます。

 

フィレンツェ人のお気に入りの食べ方、それは…

 

料理男子のポールくん

サルサ・ヴェルデ(Salsa Verde)をたっぷりかけてパニーノにはさんで食べる!!もちろんピッカンテ(Piccante=辛い)をリクエスト!!最高でーす

 

「サルサ・ヴェルデ(salsa verde)=緑のソース」とは、オリーブオイルとパセリ、それにケイパーやアンチョビを加えたものがベースの緑のソース。ちょっぴりタマネギやニンニク、バジルなどが入っていたりもします。

 

ちなみに「ランプレドット」の名前の語源は「Lampredaランプレダ(=ヤツメウナギ)」という河川に住む生き物から来ています。

 

旅好きナナミちゃん

ウナギの仲間ってこと??

 

料理男子のポールくん

いーえ、実はウナギとはあまり関係がありませーん

 

名前こそ「ウナギ」とついていますが、種類は実は全然別物。魚類にすら含まれないそうです。

 

ぱっと見は長ーい体を持つちょっとウナギに似た外見ですが、顎がないのが最大の特徴。その口を開けたところが、この牛の第4胃(ギアラ)に似ていることから、名付けられました。

 

Azu

ちなみにこのLampredaはとってもグロテスクな見た目なので、画像は載せません…かなり【閲覧注意】です!!

 

ランプレドットを味わえるおすすめの屋台とお店4選

ランプレドットはB級グルメなので、基本的にはかしこまってレストランで食べるものではありません。

 

たいていは街中の屋台で売っています。

 

人気のお店はお昼前ぐらいになると行列ができることも。

 

それでは、フィレンツェの中心部にある人気のお店&屋台4店をご紹介します!

 

Lupen e Margo di Beatrice


ガイドブックによく載っている中央市場のお店…ではなく、その外にある小さな屋台です。

 

周りを革を扱う露店などに囲まれているのでうっかりすると見逃してしまいがちですが、フィレンツェでここが一番好き!という人も多い、人気店。

 

店主ベアトリーチェはとても感じの良い女性で、テキパキと注文を受けて作ってくれます。

 

Lupen e Margo di Beatrice / ルパン・エ・マルゴ・ディ・ベアトリーチェ

 

Nerbone


こちらがガイドブックによく載っている、一番古いと言われるお店。

 

中央市場の1Fにあり、お昼時にはいつも長い行列ができています!

 

ランプレドットの他、クロスティーニやリゾット、お肉の一品料理など色々なメニューがあります。

 

調理の様子もしっかり観察できます。

 

Nerbone / ネルボーネ

 

Pollini


庶民の台所、サンタンブロージョ近くにある人気店。有名レストラン『Cibreo』の前に屋台が出ています。

 

お昼時には地元客も観光客もたくさん集まって、お店の人は次々に注文をさばいていき、目の前のサンタンブロージョ広場にはランプレドットを頬張る人が溢れます。

 

『ベアトリーチェ』と同じく、フィレンツェでここが一番!!派が多数の固定ファンの多いお店。

 

Pollini / ポッリーニ

 

L’Antico Trippaio

フィレンツェ中心部の中でも真ん中の、『ダンテの家』の近くに毎日出ている屋台です。

 

ランプレドットの他にもたくさんの種類のパニーノがあって、ポルケッタ(ローストポーク)なども美味しい!

 

そして結構大きなサイズなのも嬉しいです。

 

観光の途中に、サクッと軽く食べたいときなんかに重宝しそうですね。

 

L’Antico Trippaio / ランティコ・トリッパイオ

  • 住所:Piazza de Cimatori, 50122 Firenze FI
  • 電話番号:339 742 5692
  • 公式サイト:http://www.lanticotrippaio.com/
  • 営業時間:8.30-20.30
  • 休業日:12月25日

 

それでは、

料理男子のポールくん

Buon appetitoボナペティート!!

 

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