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フィレンツェで毎日開催!蚤の市で掘り出し物アンティークを探そう♪

古都フィレンツェでは、小規模ながら平日は毎日、「蚤の市」が開かれています。

 

ちょっと雰囲気のある小さな鏡やお部屋に飾ると素敵なランプ、古本、絵画などアート作品、使い込まれた家具や食器などなど、じっくり探すとお気に入りの逸品が見つかるかも。

 

中には、「コレ、誰が買うの?」みたいな、謎のオブジェも…。

でも、なんとなく見ているだけでもちょっと楽しくなってきます!

 

ガラクタも入り混じるフィレンツェの蚤の市、観光の合間にちょっとのぞいてみましょう!!

フィレンツェの蚤の市「Mercato delle Pulciメルカート・デッレ・プルチ

フィレンツェの蚤の市「Mercato delle Pulci」
フィレンツェの蚤の市は、その名を「Mercato delle Pulciメルカート・デッレ・プルチ」と言います。

 

Pulciはノミ、つまりそのものズバリの名前ですね!

 

場所はこちら。

 

観光の中心地、ドゥオモ広場から徒歩で約10分ほど、庶民の台所サンタンブロージョ市場のお向かいです。以前はチョンピ広場と呼ばれるもう少し中心部寄りの場所にあったんですが、フィレンツェ市の方針でこちらに移設されました。

 

中心部からは少し外れた方向にありますので、半日しか滞在しない!という場合はちょっと行きにくいですが、一日以上滞在する場合には是非少し足を伸ばしてみてください!

 

開催は平日、大体朝8時半頃~夕方17時頃までです。

 

Mercato delle Pulci / メルカート・デッレ・プルチ
  • 住所:Largo Pietro Annigoni, 50122 Firenze FI
  • 開催日時:月~土 / 8.30-17.00 ※店による
  • 休業日:日曜日・祝日

 

イタリアの祝日一覧&カレンダー2024年版!観光のプランニングはこれでOK!

 

蚤の市に出店しているお店

蚤の市だけあって、色々なものが所狭しと並んでいます。

 

全部で28のブースがありますが、お店の人によると日によってすべてのお店が開いているわけでもないとか…平日の印象としては半分ほどでした。

 

近くに別にお店を持っていて、余裕があればこちらにも出店している、なんてパターンもあるそうです。

 

それぞれのお店は○○専門店、というわけでもなく、別のお店が同じような種類のものを扱っていたりもします。

 

ここフィレンツェの蚤の市は本当に規模が小さいので、じっくりと各お店を眺めてまわるといいでしょう。全部をゆっくり見て回っても30分~40分ぐらいで終わります。

 

ちなみに価格帯は比較的良心的な値付けがしてありますので、値切り交渉はまったく不可でもありませんが、言うほど下がらないかも。本当に気持ち(1~2ユーロ)、という感じです。

 

ガイド学校の先生カテリーナ

このメルカートは、どちらかというと商売っ気があまりないかも~ 半ば趣味でやっている感じの人が多い印象よ

 

食器


 

年季の入ったお鍋や、銀食器一そろい、可愛いデザインのお皿セットなども。

 

アート

 

有名作品の模写などもあれば、オリジナルの風景画、そしてそれらを入れて飾るための額縁など。

 

額縁は大小オシャレなものがありますので、それだけを飾っても雰囲気が出そうです。

 

インテリア小物

 

レトロ・クラシックな雰囲気のランプや、花瓶、小さな置物など。

 

台の上に所狭しと並べられているものの中から、運命の出会いがあるかも!?

あと、鍵の束とかもあります。相方の鍵穴がないけど、どうやって使うんだろう…

 

 

アクセサリー

 

あちこちのお店に見逃しそうなところに置いてあったりも。

 

いったいどこの民族アクセサリーなのか、みたいなのもありますが、可愛いのも結構探せばありますよ。

 

古本

 

基本、イタリア語がメインですが…

 

画集なども並んでいることがありますので、パッと目をひかれたものを手に取って見ると意外な発見があるかも!?

 

Azu

逆にレアすぎる芸術家の画集なんかはここで見つかったりも!
気長に探してみてくださいね

 

アンティーク好きは市内のお店もチェック!

メルカートの他にも、フィレンツェ市内各所にアンティーク(ヴィンテージ)を扱っているお店があります。

 

「骨董通り」と呼べるほどの大きな規模ではありませんが、比較的、それらを置いているお店が見つかりやすい通りを以下ご紹介します。

 

フォッシ通り(Via dei Fossi

 

サンタ・マリア・ノヴェッラ広場からアルノ川方向へ向かう、一本道。

 

かつてはブロンズ職人の工房が軒を連ねていた通りですが、現在ではその他にもアンティークショップやサルトリア(仕立て服工房)、ヴィンテージショップなど個性的なお店が並んでいます。

 

その中でもうっかり見逃してしまいそうなところにある、「Il Cancello antiquariato」は道路に面した入り口からはショーウインドウがちらりと見えるだけですが、中庭のようなスペースに入ってみると、古着やインテリア小物などのお店がいくつか並んでいます。

 

お店の中はクラシックで惚れ惚れするような品物に取り囲まれ、別世界のよう。

 

「il cancello antiquariato」

 

Il Cancello antiquariato / イル・カンチェッロ・アンティクアリアート

 

またこの近くのVia del Soleヴィア・デル・ソーレにも、素敵なアンティークショップがあります。

 

bottega di corte

「Bottega di Corte」

 

Bottega di Corte / ボッテガ・ディ・コルテ

 

ピエトラ・ピアーナ通り(Via Pietra Pianaヴィア・ピエトラピアーナ

 

蚤の市(メルカート・デッレ・プルチ)へアクセスする途中の道です。

 

アンティークだけでなく、本屋さんやパン屋さん、おもちゃ屋さん、キッチン雑貨、バールなど色々なお店が並んでいて、地元の人たちもよく利用する通り。

 

特に買うものが決まっていなくてもブラブラとウインドウショッピングをしても楽しめます。

 

おもちゃ屋さん

エノテカ

デッリ・アルビツィ通り(Borgo degli Albiziボルゴ・デッリ・アルビツィ

 

ドゥオモの南、コルソ通りから続くメイン・ショッピング・ストリート。

 

こちらもアンティークだけでなく実に色々なお店が集まっています。可愛い雑貨屋さんやお手頃ランチのお店、アクセサリーショップも。通りの入り口にあるのは人気チョコレート店、Vestriです。人通りも多く、目移りしてしまいそうなほどお店が目白押し!

 

ぜひ、存分にアンテナを働かせて、お好みのお店を探してみてくださいね!

 

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