イタリアで食べたい美味しいものランキングがあったらきっと入賞する、ジェラート!!
子どもはもちろん、大人だって大好き!!イタリア人は冬だってジェラートが手放せません。
イタリアに来たら必ず食べたい、美味しいジェラート♡あっさりからこってりまで、色んな味を試してみるのも楽しいです♪
ということで、フィレンツェでおすすめのジェラテリア(ジェラート屋さん)をご紹介します!
▶美味しいジェラテリアの見分け方・定番のフレーバーなどはこちらもどうぞ!
【保存版】イタリアでおいしいジェラートを食べるための秘策!【見分け方、秘訣、定番、注文方法】
目次
フィレンツェのおすすめジェラテリア7選!
Gelateria Dei Neri / ジェラテリア・デイ・ネーリ
フィレンツェの中でもここが一番好き!というファンも多い、ネーリ。
とにかく豊富な種類のフレーバー、全体的に濃厚で食べごたえのある味が多く、チョコレート系とフルーツ系が半々、シチリア名物のグラニータもあります。
個人的にいちばん感動したのは「GREZZO di MODICA(グレッツォ・ディ・モディカ)」というチョコレート味。
Modica(モディカ)というのはシチリアの街ですが、ここの伝統菓子はチョコレートなんです。
材料はカカオにお砂糖、いくつかのスパイスというレシピで、これが食感・舌触りに不思議な感覚を与えています。
柔らかいはずのジェラートなのに、食べてみるとシャリッとした感覚。そして甘すぎない味が、まるで塩チョコレートのような風味を作り上げています。
それから、「RISO(リゾ)」というのはお米なんですが、これもお米の粒が少し残っているような舌触りが何とも美味しく感じます。味わいはわりとあっさりめで、たぶんレモンが入っているような爽やかな風味。
お値段も1.8ユーロ~とお手ごろなので、ぜひ色々試してみてください♪
- 住所:VIA DEI NERI 9/11 R
- 電話番号:055 210034
- 公式サイト:https://www.facebook.com/gelateriadeneri
- 営業時間:10:30 ~ 23:30
- 休業日:不定休
La Carraia / ラ・カッライア
1990年から営業の、比較的新しめのラ・カッライア。
生みの親は女性たちで、フィレンツェ伝統の味を表現しようと熱意を持ったエレオノーラさんをはじめとする、女性の手によって生まれたそうです。
名前の「カッライア」はお店の目の前にかかる橋の名。実はフィレンツェでヴェッキオ橋に次いで古い歴史ある橋なんです。
ここの名物はやはり、お店の名を冠した「Delizia Carraia(デリツィア・カッライア)」、直訳すると「カッライアの歓喜」。ホワイトチョコレートにピスタッキオのソースがかかって、なんだか2倍お得な感じがするフレーバーです♡
全体的に、どちらかというとクリーム系が美味しい(多い)印象。柔らかくてクリーミーでとても食べやすいです(夏場は早めに食べて!笑)でも、メロンやピーチなど、普通のフルーツ系の味もちゃんとあるし、塩アーモンドなど、ちょっと面白いのもあって色々試してみたくなります♪
そして特筆すべきは、恐らくフィレンツェで最もお手頃にジェラートが食べられるお店であること!!
なんと、一番小さいコーンはたったの1ユーロ(フレーバーは1つ)です。でも、その小さなコーンの上に乗せられるジェラートの量はこれでもかというくらいたっぷり!
2種類以上ずつ食べたい時は、カップ1.5ユーロ~、コーン2ユーロ~がおすすめです。
- 住所:Piazza Nazario Sauro, 25/r, 50124 Firenze (via de’Benci, 24/rに2号店あり)
- 電話番号:055 280695
- 公式サイト:http://www.lacarraiagroup.eu/
- 営業時間:11:00 ~ 0:00
- 休業日:なし(8月のバカンスなど臨時休業あり)
Santa Trinita / サンタ・トリニタ
アルノ川を渡った南側にある、ヴェッキオ橋のひとつ西側にあるサンタ・トリニタ橋のお向かい。こちらも同じく、橋の名前からお店を名付けています。
素材のセレクトにこだわっていて、ピエモンテ州ランゲ地方のIGP認定を受けているヘーゼルナッツや、シチリア州ブロンテ産のピスタッキオなど、高品質な材料を吟味しています。
オーソドックスなクリーム系の味はもちろん、斬新な黒ゴマとか、ピーナツ&チョコレート、いちごとハチミツの入ったヨーグルト、そしてやはりビターチョコレートが人気のフレーバーのよう。季節の新鮮なフルーツを使ったシャーベットも人気です。
それから、セミフレッドという、アイスケーキがもう少し柔らかくなったようなドルチェも売っています。お持ち帰りにして、食後のお楽しみに!というのもよさそう。
お店の名前のついた「Santa Trinita(サンタ・トリニタ)」やジェラートレシピの考案者の名前のついた「Buontalenti al Mascarpone(ブォンタレンティ・アル・マスカルポーネ)」などのフレーバーもぜひ試してみたいですね。
お値段は2.3ユーロ~。
- 住所:Piazza Dei Frescobaldi, 8/red, 50125 Firenze
- 電話番号:055 238 1130
- 公式サイト:http://www.gelateriasantatrinita.it/index_ita.html
- 営業時間:11:00 ~ 23:00
- 休業日:なし
Amorino / アモリーノ
ドゥオモ、共和国広場、ヴェッキオ宮殿のどこからも近い超中心地にある新しいジェラテリア。
ここの特徴は何といっても…
この可愛らしい、バラの形に盛り付けてくれるジェラート!!プラスαのオプションで、真ん中にマカロンを追加してもらうこともできます♡
フレーバーは基本のチョコ・カフェ・クリーム系がメインで、フルーツ系はやや少なめ。
お値段は2.9ユーロ~と、フィレンツェのジェラテリアにしてはややお高めですが、この好立地と可愛らしさには文句なしですね。
- 住所:Via del Corso, 44/46r, 50122 Firenze
- 電話番号:055 267 0016
- 公式サイト:https://www.amorino.com/it
- 営業時間:(月~木)10:30~23:00, (金・土)10:30~0:30, (日)10:30~23:00
- 休業日:なし
Perchè No… / ペルケ・ノ
こちらはなんと1939年創業という、フィレンツェのジェラテリアの中でも老舗の1軒。
オルサンミケーレ教会のすぐそば、ヴェッキオ宮殿とドゥオモの間にある好立地のため、連日多くの人が訪れます。
夏の観光シーズンは、ジェラテリアの前にはここで買ったジェラートを楽しむ人たちでいっぱいに。
こちらももちろん、素材にはしっかりこだわっていて、厳しい自社基準をクリアしたものを採用。
シチリア州ブロンテ産のピスタッキオ、ヴェネト州グルーモロ・デッレ・アバテッセのお米、サルデーニャ産無農薬のサフラン、マダガスカル産無農薬栽培のバニラ、シナモンなどなど…。
ベジタリアン、ビーガン向けのフレーバーも用意しているのがすごいですね。
日替わりのフレーバーがあったり、スイカなど季節のフルーツや生姜など、一風変わったフレーバーに出会えるかも!?
カップ、コーンとも2.5ユーロ~。
- 住所:Via dei Tavolini, 19R, 50122 Firenze
- 電話番号:055 239 8969
- 公式サイト:https://www.facebook.com/GelateriaPercheNo/
- 営業時間:11:00 ~ 23:00(火曜日のみ 12:00 ~ 20:00)
- 休業日:なし
Vivoli / ヴィーヴォリ
フィレンツェのジェラテリアで(たぶん)最も古い、1929年創業の老舗です。
もともとは地元の人々がカフェを飲むために訪れるバールとしてのスタートでしたが、ジェラートを置くようになったところそれが人気を博して今やフィレンツェでも有名店の常連に。
ちょっと裏手の小道にあって目立たないにも関わらず、いつも周辺でジェラートを食べている人がいるのでお店の場所はすぐにわかります。
基本のクリーム系のフレーバーはもちろん、ザバイオーネ、ティラミス、ミルフィーユ、チョコレートムースといったドルチェがそのままジェラートになったような面白いものもあります。ベースのジェラート部分はわりとしっかりした味なので、あっさり系を食べたいときはフルーツ系を選んだ方がいいでしょう。
ちなみにこちらはコーンがなく、カップのみ2ユーロ~。
- 住所:Via dell’Isola delle Stinche, 7/r, 50122 Firenze
- 電話番号:055 292334
- 公式サイト:http://vivoli.it/
- 営業時間:(火~土)7:30 ~ 24:00<3-11月は21:00まで>, (日)9:00 ~ 24:00<3-11月は21:00まで>
- 休業日:月曜日
Gelateria de’ Medici / ジェラテリア・デ・メディチ
日本のメディアで取り上げられたこともある、有名店です。
厳選された素材のジェラートやシャーベットは、44種類ものフレーバーを取り揃えているそう!
伝統的な味はもちろん、ゴルゴンゾーラ&洋ナシ、オレンジ&ジンジャー、アボカド&イチジクなど、個性的な味も色々あって迷ってしまいますが、スタンダードなピスタッキオなども美味しいです。
お店の名前は、フィレンツェとは切っても切り離せない14世紀~18世紀に街を作り上げ、発展に貢献したメディチ家から。
フレーバーの中にはその名を冠したクレーマ・デ・メディチ(Crema de’ Medici / メディチのクリーム)や、メディチ家出身でフランスに嫁ぎ、後にフランス王妃となったカテリーナ(Caterina)の名がついたものもあります。
カテリーナは、バニラ&クリームにちょっとレモンのような爽やかな味の印象でした。ジェラート職人にとってのカテリーナのイメージは、こんな感じなのでしょうか(*’ω’*)
カップ、コーンとも1.8ユーロ~。
- 住所:Piazza Beccaria 7/r – Firenze (Via dello Statuto, 3/5 r. – Firenzeに1号店あり)
- 電話番号:055 3860008
- 公式サイト:https://www.facebook.com/GelateriaDeMedici/
- 営業時間:9:30 ~ 1:00
- 休業日:月曜日
料理男子のポールくん