イタリア料理に欠かせないもの…それは、オリーブオイルとにんにく。
これさえあれば大体イタリアンっぽくなるのではという、イタリア料理のレシピの基礎です。
和食で言うとお醤油的な感じ。
そして地方ごとに好んで食べられるものがありますが、フィレンツェのある中部トスカーナ州では、「トスカーナ人の豆食い」と言われるほど、豆料理が大好き！！
豆料理ってジャンルがあるのか…
豆は正義でーす！！
そしてここにトマトが加わればもう最強☆
オリーブオイル、にんにく、 トマト…
材料も手順も簡単なのに、凝った本格的な一品になる簡単レシピをご紹介します。
おもてなし料理にもピッタリ、おすすめワインも一緒にご紹介します♪ヾ(≧▽≦)ﾉ
目次
『サルシッチャとインゲン豆のトマト煮込み（ウッチェッレット）レシピ』
材料（2人分）
- サルシッチャ 4本
- 玉ねぎ 1/2個
- インゲン豆 1缶
- トマト缶 1缶
- オリーブオイル 適量
- にんにく１かけ
- セージ 少々
- 赤ワイン 1杯
- お好みで鷹の爪
サルシッチャというのはイタリアのソーセージのこと。粗びきの豚肉にハーブを加えて作り、しっかりした歯ごたえが特徴でーす
作り方手順
玉ねぎをみじん切りに、インゲン豆は水を切っておきます。
一緒に缶に入っているお水はあとで使うので捨てないでくださーい
サルシッチャにフォークで穴をあけ、フライパンで焼きます。
開けとかないと爆発しまーす
焼き目がついたら赤ワインを加えまーす
焼き加減は表面に焼き色がつく感じで。あとでしっかり煮込むので、ここで完全に火を通さなくてもOK!
サルシッチャをフライパンから取り除き、ここににんにくとオリーブオイルをたっぷり入れて、玉ねぎを炒めます。セージも少しだけ加えます。
辛いのが好きならここに鷹の爪も入れてくださーい
軽く炒めて大体火が通ったら、サルシッチャを加えます。※玉ねぎの色は赤ワインによるものなので、色が変わるまで炒めなくて大丈夫です！
トマト缶を加えます。
とっておいたインゲン豆のお水を少々、加えまーす
トマトをくずしつつ、液状になってきたらインゲン豆とセージを加えます。
お塩少々！コショウも少々！
しばらく（15分～20分ほど）煮込みます。
しっかり煮込まれたら完成！
所要時間は、サルシッチャを焼くのに10分ぐらい、煮込みが15分ぐらいで全部で30分ほどでーす
レシピの応用バリエーション
サルシッチャなしでこのまま食べても美味しいでーす
もちろん、パン（しかもトスカーナパン）と一緒だと最高でーす
関連記事：トスカーナパンができたワケ：フィレンツェとピサは仲が悪いってホント！？
フィレンツェ小話。フィレンツェとピサは仲が悪いってホント！？
インゲン豆が少なめならパスタと一緒に食べてもいいかも！
サルシッチャの代わりに、茹でたお肉（豚や鶏）で作ったり、一口サイズの小さいハンバーグ（ポルペッティーネ）と一緒でも美味しいですよ♡
ちなみにサルシッチャ本体は自分で作ることもできます
こちらのレシピがわかりやすかったので、ご参考までに☆
⇒http://kitchen.delonghi.co.jp/recipe/detail/id/68
こんなワインがおススメです
トスカーナ料理なので、やっぱり鉄則は地元トスカーナのワイン！
その中でも、おすすめはキャンティワイン。
サルシッチャを使うと結構強い味になるので、あまりに軽い、フルーティーなワインよりもしっかりめの方が合います。
しかも、トマトの酸味もあるので少々酸味の強いキャンティワインがぴったり！！
キャンティワインにメインで使われるサンジョヴェーゼというブドウ品種は、強い酸味とスミレやベリー系の紫っぽい香り、あと渋味もちゃんとあるものが多いです。
イタリアワインの格付けDOCGとDOP、 キャンティとキャンティクラシコの違いとは。
今回はこのワインと合わせました。
※ヴィンテージは2014年です。
では
Buon appetito!!※召し上がれ。
