カステッロのヴィッラ(メディチ別荘庭園)とは
1477年よりメディチ家の所有となった、彼らの郊外の邸宅の中でもっとも古いもののひとつ。すぐそばにペトライアのメディチ邸宅を従え、ボーボリ庭園に次ぐ豪華な庭園として有名。1538年、前年にトスカーナ公となったばかりの若きコジモ1世の構想で、彫刻、噴水、洞窟などで庭園を彩りその権力を示すものとして設計された。現在、邸宅は一般公開されていないが、珍しい果樹や植物が植えられ、古代からルネサンスの彫刻で装飾された庭園部分は見学可能。水の効果を活かした動物の洞窟は一見に値する。
カステッロのヴィッラ(メディチ別荘庭園)基本情報
- イタリア語表記:Giardino della Villa Medicea di Castello
- 住所:via di Castello 44 Firenze
- 開館時間:火 – 日 8:30 – 18:30 ※最終入場は18:00
※営業日でも警報・注意報等が発出された場合、安全上の理由からクローズとなる可能性あり
※見学可能場所は庭園部分 - 休館日:月曜日
- 入場料:無料
※2025年10月7日より有料化 5ユーロ/名。 - サイトURL:http://www.polomusealetoscana.beniculturali.it/index.php?it/174/giardino-della-villa-a-castello-firenze