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美食の国イタリアの秋の名物!トリュフを使ったレシピアイデア

日本と同じく、イタリアの秋は美食のシーズン!

美味しい食べ物が次々と現れてきますが、その中でも別格なのはトリュフ!

松茸のように香り高いトリュフは、お料理のアクセントに少し使うだけでもぐっと美味しさが増しますよ。

トリュフとは

トリュフはキノコの一種


日本語で「トリュフ」と検索するとキノコとチョコレートが半々ぐらいで出て来るんですが、本家はキノコ。

(トリュフチョコレートの)名称は、高級食材であるトリュフ(セイヨウショウロ)に似ている事から。…(中略)…トリュフチョコレートは、1895年12月フランスシャンベリのN.Petruccelliにより創作された。

-Wikipedia「トリュフチョコレート」より

一方、本家のトリュフ(キノコ)が文献に登場するのは紀元前16世紀だとか!!

そんなにも古くから人々に愛されてきたトリュフは、いまや、キャビア(チョウザメの卵)・フォアグラ(ガチョウやアヒルの肝臓)と並ぶ世界三大珍味のひとつとして西洋料理で重宝されています。

黒トリュフと白トリュフの違い

さて、トリュフには、黒トリュフ白トリュフがあります。

色が違う…のはなんとなくイメージできるとして、どう違うんでしょうか。そして、どちらが貴重なんでしょう?

料理男子のポールくん
料理男子のポールくん

それぞれの特徴はこんな感じでーす


「黒トリュフ」
  • 主な産地はフランス南西部
  • お料理と一緒に加熱して食べることが多い
  • 蒸したりお酒に浸したりして缶詰、瓶詰にして一年中使うことができる


「白トリュフ」
  • 主な産地はイタリア北中部
  • 加熱せず、生のままで食材に振りかけて食べる
  • 保存がきかないので取れたらすぐに食べる

使い方からなんとなーく想像ができたかもしれませんが、そう、お高いのは白トリュフです。

イタリアでは10月の中旬~12月頭にかけて白トリュフが掘り出され(地中20cmぐらいに生息しているのを訓練された豚さんとか、犬さんが探し出します)、産地では週末ごとにトリュフ祭りが開催されます!

イタリア名物、トリュフ祭りのシーズンがやってくる!2024最新情報を一挙公開。

トリュフを使ったおすすめ料理

目玉焼きトリュフかけ

料理男子のポールくん
料理男子のポールくん

白トリュフはとにかく香り高いので、シンプルな目玉焼きにかけるだけで美味しいでーす

白トリュフはとても高価なので、たぶんもっとも高級な目玉焼きですね。

ちなみに、白トリュフの相場は1kgあたり50~60万円。このようにかけるだけなら数gですみますが…

でも、一度は食べる価値あり!トリュフのおいしさがこのシンプルさの中に最大限に生きているんですよ。

レストランなどでは、トリュフをまるごとと小さい秤をテーブルに持ってきて、削る前と削った後の重さをはかり、実量で料金精算のところも。「ストップって言ってね」と言われぼんやりしてたら数千円の目玉焼き!!とかも起こりえます。ご注意を 😎
 

タリアテッレ トリュフオイルソース

料理男子のポールくん
料理男子のポールくん

パスタにする場合も、シンプルなレシピがいちばんおいしいでーす

<材料>(4人分)

  • タリアテッレ(細長い平麺のパスタ) 400g
  • バター 100g
  • 白トリュフ 50g
  • 肉ベースのブロード(出汁) 適量
  • パルミジャーノ・レッジャーノ…すりおろす
  • 塩 少々
料理男子のポールくん
料理男子のポールくん

はじめにバターを熱してブロードとお塩少々を加えまーす 

料理男子のポールくん
料理男子のポールくん

タリアテッレをたっぷりのお湯でゆでまーす

料理男子のポールくん
料理男子のポールくん

ゆであがったらソースとからめておしまいでーす

料理男子のポールくん
料理男子のポールくん

盛り付けて白トリュフを削りかけて…ほぉぉぉ~~~~~ブォーノ!!!♡♡♡

これはキタッラという角ばったパスタ!そして黒トリュフ…笑

ていってもそんなお高いトリュフ、手に入らないよー!(>_<)という場合は、トリュフオイルというのが日本でも販売されていますので、こちらで代用してみるところからでいかがでしょう。

トリュフは松茸と同じで、何よりも香りを楽しむ食べ物ですから!!

なお、トリュフオイルには、実際にトリュフをオイルに漬け込んで作られたものと、オイルに香りだけ風味付けされたものとがあります。もちろん、前者の方がお値段は高く、250mlで5~7,000円ほど、後者はその半額ほどで手に入ります。

お料理に使うのはほんの数滴ですので、一瞬でなくならず、しばらく使うことができます。

また、ご紹介したお料理以外でも、シンプルにサラダにかけたりパンにかけたりするだけでも美味しくいただけますし、オムレツなど卵料理にかけてみるといつものオムレツがグッと高級に!

たまの贅沢に、ちょっとチャレンジしてみましょう♪