先日、「ミケランジェロの生まれ故郷カプレーゼに行ってきました」という記事を書いたのですが、そのときに色々調べていたら、出てきたのがこちらのチョコレートケーキ。

“カプレーゼ”
アーモンド入りのチョコケーキ
なんとおいしそうな…!(*´ω`*)
これはトルタ・ディ・カプレーゼ(Torta di Caprese)という南イタリアの郷土料理のドルチェです。
レシピを見てみるととても簡単!(重要)
さっそくケーキ作りにチャレンジしてみましょう♪
目次
トルタ・ディ・カプレーゼはこんなお菓子

トルタ・ディ・カプレーゼ
トルタ・ディ・カプレーゼは、ナポリ近辺、特にカプリ島で作られるお菓子。
実は、このレシピが生まれたのは全くの偶然、というか実はシェフが手順を間違ったからなんですって!!
その生みの親はカルミネ・ディ・フィオーレ(Carmine di Fiore)という人。
ドルチェを作ろうとした彼は、ケーキ作りに最も大事な材料、小麦粉を入れ忘れるというまさかの凡ミス!!( ゚Д゚)
これは1920年頃のこと。
間もなく誕生100年になる、こんな偶然から生まれたこのお菓子は、外側はカリッと、内側は柔らかいという食感でイタリア中で愛されるケーキになりました。
失敗は成功の母とは、本当によく言ったものですねぇ…(*´▽`*)
しかも作り方は簡単、時間もそれほどかからない。さらに小麦粉を使わず、グルテンフリーで作れてみんな大好きチョコレート味という、いいこと尽くめの人気者。
やっぱりシンプル・イズ・ベストは真理ですね!
トルタ・ディ・カプレーゼの簡単レシピ
それでは、トルタ・ディ・カプレーゼに挑戦してみましょう!!
料理男子のポールくん
材料(28cm型一個分)
- 殻なしアーモンド 250g ※別途、デコレーションに15粒前後使います
- 卵 6個
- ココアパウダー 60g
- 砂糖 250g
- バター 250g ※溶かしておく
- ラム酒 1/4カップ
- ベーキングパウダー 8g
- コーンスターチ 少々
- 塩 少々
ガイド学校の先生カテリーナ
作り方
- フードプロセッサーでアーモンドを細かい粒に砕きます(動画0:34参照)
- 卵を卵白と卵黄に分けます
- 卵白に塩をひとつまみ加え、泡立ててメレンゲ状態(1:19)にします
- 卵黄に砂糖を少しずつ加え、よーく混ぜます
- 4.の卵黄が白っぽくなったら、ココアパウダーを加えます。同じく少しずつ加え、よーく混ぜます
- 5.に溶かしたバター・ラム酒・ベーキングパウダーを混ぜながら順に加え、さらによく混ぜ合わせます
- しっかり混ぜたら、最初に砕いたアーモンドを合流させます!アーモンドがチョコに埋まってみえなくなるくらいしっかり混ぜ合わせます
- ここに3.のメレンゲを少しずつ足します
- ケーキ型にオリーブオイルを薄く塗り、さらにコーンスターチを薄くまぶします※コーンスターチは食感をサクッとさせるためのもの。米粉で代用可能!
- ケーキ型にチョコを流し込みます。平らにね!
- 180℃のオーブンで40分焼きます
ここで完成!…でもいいですし、もうちょっとおしゃれにするなら…
仕上げ
- 型からケーキを外します
- アーモンドにお水を少々つけて、お花の形に並べます(動画3:44~)
※お好きな形でOK! - 上から粉砂糖を振りかけます
- アーモンドを取り除いたら、完成!!!

トルタ・ディ・カプレーゼ完成!
動画でわかりやすく確認!
ね?とっても簡単だったでしょう?(*´▽`*)
動画レシピはわからなくなったら止めてもう一度見れるので、便利ですね~!