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ヴェッキオ宮殿、アルノルフォの塔、古代ローマ劇場遺跡

この情報は 2024年2月 時点のものです

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表示している入場料金は一般料金です

小人・高齢者・団体など各種料金は公式サイトにてご確認ください。

ヴェッキオ宮殿とは

ヴェッキオ宮殿

13世紀より行政長官の館として計画・建設され、後にフィレンツェを支配したメディチ家のメンバーも暮らした、街の中心シニョーリア広場にそびえる大きな宮殿。常に政治の中心地であり、現在も変わることなくフィレンツェ市役所が置かれている。最も有名な500人広間は15世紀末の修道僧ジローラモ・サヴォナローラの案により建設され、宮殿内部はフィレンツェで活躍した往年の芸術家たち、ドナテッロ(「ユディトとオロフェルネス」)、ミケランジェロ(「勝利の寓意」)、アンドレア・デル・ヴェロッキオ(「イルカを抱くプットー」)、ジョルジョ・ヴァザーリ(「マルチャーノの戦い」)などの作品で彩られている。

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アルノルフォの塔

フィレンツェ市内第二位、95mの高さを持つ、ヴェッキオ宮殿の塔。建設はおそらくアルノルフォ・ディ・カンビオの設計により、1299年から1300年代初めにかけて行われた。もともとこの場所にあったフォラボスキの塔を取り囲むように宮殿が建てられたため、もっとも古い部分でもある。塔の内部は石の階段で頂上部まで上れるようになっており、途中にはかつて囚人を留置するために使われた独房(Alberghetto / アルベルゲット)が残る。ここにはメディチ家のコジモ・イル・ヴェッキオや、サヴォナローラも閉じ込められた歴史がある。
塔の上からはフィレンツェ市内一望の景色が広がり、ドゥオモの全体像を間近に眺めることができる。

フィレンツェの景色一望の穴場写真スポット!ヴェッキオ宮殿の『アルノルフォの塔』がおすすめ。 ヴェッキオ宮殿の「アルノルフォの塔」の歴史、なかなか味があって面白い。

古代ローマ劇場遺跡(ヴェッキオ宮殿地下)

ローマ軍はかつて領土拡大の際に、軍の前衛基地としてフィレンツェ(当時の名は「フロレンティア」)を整備した。その区画の一つとして、古代ローマ時代(1~2世紀)に劇場として使われていた遺跡がヴェッキオ宮殿地下に残る。8,000~10,000人ほどの観客を収容できた大きな劇場だったと考えられている。ローマのコロッセオと同様の形状だったと考えられ、かつての入場口だったであろう場所など、在りし日の姿を思い起こさせる。

ヴェッキオ宮殿基本情報【開館時間・休館日・入場料】

※各施設名をクリックするとそれぞれの詳細が見られます。

臨時休館が多いです

市の公共施設でもあり、各種イベント(コンベンション等)に利用されるため、休館日以外の日でも予定外に臨時休館する可能性あり(フィレンツェ出身または関係が深い有名人が死去した数日後の追悼イベントなど)

注意

現在、一般公開を中止しています。

  • イタリア語表記:Scavi del Teatro Romano di Firenze-Palazzo Vecchioスカーヴィ・デル・テアトロ・ロマーノ・ディ・フィレンツェ・パラッツォ・ヴェッキオ
  • 住所:piazza della Signoria Firenze
  • 開館時間:月-水, 金-日 9.00-19.00/木9.00-14.00 ※入場は開館時間の1時間前まで
  • 休館日:12月25日
  • 入場料:4ユーロ(美術館とセットなら16ユーロ、美術館&アルノルフォの塔とセットなら19.5ユーロ)※事前購入時別途0.8ユーロ
  • 8歳未満の入場不可