ミケランジェロの生まれ故郷カプレーゼに行ってきました!

   

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ゾウの はなこちゃん
カプレーゼ?何それおいしいの?

…そう、美味しいの…もあります…

まぎらわしいことに。

 

「カプレーゼ」と検索すると一番に出てくるのは日本語だとトマトモッツァレラ(とバジリコ)のサラダ、イタリア語だとチョコレートケーキ…!

"カプレーゼ" トマトとモッツァレラのサラダ

“カプレーゼ”
トマトとモッツァレラのサラダ

"カプレーゼ" アーモンド入りのチョコケーキ

“カプレーゼ”
アーモンド入りのチョコケーキ

でも、今回のテーマは「ミケランジェロの生まれ故郷」。
とっても山奥の緑豊かな村に、こそっと訪れてみました!

※ちなみに食べ物の「カプレーゼ」は「カプリ島の」という意味から来ていますが、このエリアがなぜ「カプレーゼ」と呼ばれるのかは不明です。

料理男子のポールくん
私の予想ではcapra(ヤギ)が多いからだとおもいまーす



ミケランジェロの出身地「カプレーゼ」はここにあります


カプレーゼは、フィレンツェから南東に約80km、お隣のアレッツォ県にあります。

人口は約1600人の小さな村。60年ほど前は3000人を超えていたそうですが、過疎化が進んでいます。

フィレンツェからは車で1時間半ほど。

イタリアの背骨に当たるアペニン山脈の中にあるので周りはずーっと緑豊かな自然が続きます。

dsc_1847どこまで行っても

 

dsc_1846カーブを曲がっても

dsc_1849
やっぱり山!!
この辺りの名産品は。なんと、DOP認定されている栗があるらしいです。

 

chestnuts-1761228_1920
DOPとは
Denominazione Origine di Protetta(保護原産地呼称)
EUで規定されている、ワインやチーズ、農作物に関してその土地固有の特徴と品質を認定された表示のこと。
日本で言ったら「魚沼産コシヒカリ」みたいな感じですね。

 

昔から山あいの小さな村ですが、意外にもその歴史は古く、初めて文献に登場するのは西暦552年のこと、フィレンツェの街を破壊した異民族(東ゴート族)の王、トーティラがこの地で死んだという記録です。

そして14世紀後半にはフィレンツェ共和国の一部となり、執政長官が置かれるようになりました。
ミケランジェロのお父さんはこのお仕事をしていた人です。

 

ここに、ミケランジェロ・ブオナローティ1475年に生まれます。

 

ミケランジェロの生家

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さてカプレーゼ・ミケランジェロ村に到着。
村の中心地からちょっと上った小高い丘の上に、いよいよ門が…

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天才の生まれた部屋

ミケランジェロの生まれたお家がこちら!
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あれ…?思ったよりも小さい…( ゚Д゚)

 

 

ミケランジェロのお父さんは執政長官だったと聞いていたので、もう少し大きなお屋敷を想像していたんですが。
やはり、地方の村だとこれぐらいになってしまうのでしょうか。

ゾウの はなこちゃん
レオナルドの生家とあまり変わらないよ。かろうじて2階建てだけど…

 

 

と思ったら、恐らく昔はこの約1.5倍のスペースがあったとされているそうです。

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そして2階のここ!!
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ここがまさに1475年3月6日、ミケランジェロが生まれた部屋です(せまい)。

その他には暖炉のある居間と、キッチンと思われる部屋(閉まっていました)があるのみの、小さなお家でした。

 

なんと実物大の〇〇〇〇が!

1階は、マエストロ・ミケランジェロの作品のコピーが色々と置いてありました。

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img_7509なんとダヴィデくんの部品も!
img_7508顔、デカい!!

このサイズだと、ダヴィデくんの目はしっかり♡ハート♡になっているのがわかります。

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アカデミア美術館のオリジナルは肉眼ではあまりはっきりとはわからないんですが…にしても眼光するどい。

 

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それからヴォルテッラ?(※)のミケランジェロの胸像。
(※作者の名を控えるのを忘れましたがフィレンツェのものとほぼ同じなので…)

思索にふける巨匠の姿です。なかなか目を合わせてくれません。

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家の外には、巨匠の作品を合体した記念碑。

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庭には、栗が!!さすがDOP!!(の品種かどうかわからないけど)

丘の上からは、遠くを見渡せる素晴らしいパノラマが広がっています。

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Azu
こんな自然豊かなところでミケランジェロは育ったのかー…

 

と感慨にふけっていたら、残念ながら彼は生まれて1か月でフィレンツェに来たそうで、出身地とはいえ本当に単なる「生まれ故郷」でした。

 

 

彫刻家ゆかりのテーマパーク

テーマパーク…は、言い過ぎですが、

料理男子のポールくん
Esageratooooo!!(大げさだよーーーー)

やはり偉大な彫刻家ミケランジェロにちなみ、敷地内は彫刻作品でいっぱいでした。

 

敷地内には

  • Palazzo del Podestà(執政長官の館)
  • Palazzo Clusini(クルズィーニの館)
  • Corte Alta(高い中庭)

の3つの建物とお庭があります。

 

ミケランジェロが生まれる前

ここはもともと12世紀に要塞として使われていた場所。

1324年まではお城もありましたが、司教の命令でそれは取り壊され、今は城壁や要塞の一部を成していたと思われる壁などが残るのみです。

解説のひと
この四角形のところは塔があったっぽいですね!
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1384年にこのエリアがフィレンツェ共和国の一部となり執政長官が置かれることになったので、その住居としてPalazzo del Podestàが建設されました。
これがミケランジェロの生家です。1800年代以降はその2階が市長の住居として使われ、1階には郵便局があったそうです。

1400年後半にもうひとつのPalazzo Clusiniが建設され、これは現在はミケランジェロ図書館になっています。最初の建物だけではスペースが足りなくなったので追加で作られたようで、1800年代に医師の住居として使われ、最後の住人がクルズィーニ(Clusini)博士。ここから名前がつけられました。

そして1875年に至高の芸術家生誕400年を記念してミケランジェロ博物館が整備されることに。

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しかし巨匠本人の作品はコピーのみ。
でも、豆知識クイズが入っていたりして、ちょっと楽しめましたよ。

しかし最後まで1問は答え見つけられず。
美術館の人に聞いても、

美術館の人
あぁ~、たぶん、アレじゃない?

という、まさかの予想での答えが返ってきました!さすがイタリア。

もしも、行く機会があったら、是非挑戦してみてください。
ちなみにクイズは

ミケランジェロ

この部屋にある彫刻の中で少し変なのが混ざってるぞ…探してみて!

  1. 一本腕の多い彫刻
  2. 足の下にある頭
  3. 隠れたサル
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これは第3問の答え

 

ミケランジェロの生家と博物館 観光情報

公共交通機関でのアクセスはちょっと難しいので、車で行くのがベターです。

ミケランジェロ博物館 / Museo Michelangiolesco
住所:Piazza degli Uffizi, 6
営業時間:
11月-3月:金、土、日、祝 11:00-17:00 (12月24日・25日、その他道が雪や氷で凍結している日は休み)
4月-6月15日:平日 11:00-18:00 / 土、日、祝 10:30-18:30 (毎週月曜休み)
6月15日-6月中の平日: 10:30-18:30 / 6月中の土、日、祝 9:30-19:30
7月中の平日:10:00-19:00 / 7月中の土、日、祝 9:30-19:30
8月:9:30-19:30
9月1日-15日の平日:10:00-19:00 / 土、日、祝 9:30-19:30
9月16日-10月31日:平日 10:30-18:30 / 土、日、祝 10:00-19:00
詳細は公式サイト:MUSEO MICHELANGIOLESCO(イタリア語)
チケット:4ユーロ

 

この記事を書いた人
フィレンツェの観光ガイド、Azuです。
初めてイタリアを訪れて以来、すっかり魅せられ毎年旅行するうちについに住んでしまい、観光ガイドに… ⇒詳しいプロフィールはこちら
既にフィレンツェファンの方も、イタリアのどこ?何があるの?な方も、楽しんでいただけるよう色々な情報を発信していきたいと思います。

 

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